開業1周年 フリーランスになってみて、わかったこと

2017年3月1日でblueto開業1周年です。なんとか1年間持たせることができました。周りの人の支えがあったからだと思います。本当にありがとうございました!!

今回は、サラリーマンからフリーランスになってわかったことを紹介していきたいと思います。


①開業準備は結構かかるもの

思い返せば、2016年3月1日にblueto(ブルート)を開業しましたが、開業を決めて前職の職場で退職を伝えたのが、2015年5月のこと。その後開業準備をしながらも、2016年12月をもって退職をして、2017年1月〜2月は事務所開設の準備をしていました。つまり、開業にかかった期間は2015年5月〜2016年2月までの10ヶ月間です。

その間、本を読んで必死で勉強したり、セミナーにも通いました。自分なりの計画ノートを作り事業プランを必死で考えました。

しかし、今振り返ると計画してても、本当に甘い部分があるので、10ヶ月はかなり短い準備期間だった思っています。



②超ブラックな勤務形態

1日の勤務時間は12時間〜15時間、週7日働き、盆正月ですら何かしらのことをしていましたから、360日は働いていたと言っても過言ではないです。

それでも自分で決めたこと、自分の好きなことであれば、そこまで苦ではありません。とにかく人の倍は働かないと心が落ち着きませんでした笑



③仕事とプライベートの境が無い

毎日、日中は仕事をしていますが、自由はききます。ただ、如何せん、いい意味でも、悪い意味でも、自分の好きなことなので、遊びなのか仕事なのか区別がつきにくいのです。基本的にゆっくり遊ぶ日はない状態でしたから、家族や友人たちは呆れています。いくら好きなことでも、ずっと仕事にかまけていると、疲れが出て倒れそうになることがしばしあったので、今後の目標は、もう少しゆっくり休日を作ることだと思います。



④信用ゼロからスタート

blueto? 何それ?からスタートして、基本的に社会の信用は全くない状態からスタートです。

取引業者さんも、サラリーマン時代とは違う対応ですし、金融機関からも相手にされません。どれだけ前にいた会社がすごい信用だったか思い知らされることが今でもしばしばあります。



⑤全てのことを自分でしなければならない

サラリーマンだと、基本的には上司や会社の指示で動き、自分ができないことは代わりの人がやっててくれました。しかし、今は自分一人。業務内容はサラリーマンと変わらないのですが、意外に大変なのが、会計の事務仕事です。買い物するたびに、経費計算のための領収書をとったり、事務用品がなくなれば買い足しを行い、毎月の支払い、見積書・請求書の作成、入金の確認、確定申告の手続きなどなど、様々な事務仕事があり思っていた以上に時間がとられます。サラリーマンの時は、誰かがしていた事務作業を、全て自分がしなければなりません。


フリーランスになってわかったことですが、独立開業された方は、長時間労働、休みなしは当たり前です。

なぜなら、国税庁の調査によると、企業開業してから廃業率が出ているのですが、5年後は75%が廃業、10年後は88%が廃業されています。その現実の数字を見て、実際に動いていると、独立開業がいかに難しいことことがわかりました。


それでも自分の好きなことを仕事にできることは魅力があります。

サラリーマン時代には経験できないことは、僕の人生にとって刺激的で、楽しい毎日を送ることができています。

次回も続きで、フリーランスになってからの動き方を紹介したいと思います。

暮らしのリノベーションbluetoblog

京都 丹後に拠点を置く設計事務所「暮らしのリノベーションblueto」丹後の美しい自然の中で、リノベーション空き家活用を通じて、自分らしい暮らしの提案を行っています。

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