空き家を放置しているとどうなるか?

見るも無残な状態に 再生不可能空き家

この空き家は、僕の実家の周辺の空き家です。

3年ほど前に所有者が亡くなり、空き家となりました。

今では、ご覧の通り、見るも無残な姿です。

台風の日には瓦が落ち、夜には風が吹くと外壁トタンが大きな音をたて眠れない日もあります。家の周辺には草が生えて、昼間でも近づきたくない状況です。


丹後には、空き家がたくさんあり、近い将来大きな社会問題になることは目に見えてわかっています。しかし、空き家をどうしたら良いのかわからない所有者がほとんどではないでしょうか?



空き家のままの方が、お金はかかる!?

解体するにもお金がかかるし、使用できるように設備を整えるにもお金がかかるからどうしようもないから長年放置している方がほとんです。

しかし、年月が経てば経つほどに、人が住める状態に戻すには費用がかかります。

最終的には空き家を丸々解体することになれば、100〜200万円という費用かかり、後には何も残りません。

また、行政より特定空き家として指定された場合、現在支払っている固定資産税が6倍になることもあります。

そうならないためにも早めの対策が必要です。



空き家問題の解決は、空き家から逃げない!

全国平均で空き家率13.5%と言われていますが、そのうち再生不可能な空き家も多くあります。そうなる前に、空き家を放置するのではなく、活用する方法を検討させてはどうでしょうか?空き家から逃げれば逃げるほどに、社会問題になります。


空き家を活用することで、地域で活躍できる人が集まるコミュニティの場になったり、

人が活躍して育つ場になる場面をたくさん見てきました。

空き家を所有される方は、5年後、10年後を考えてその活用方法を、今検討させてはどうでしょうか?

暮らしのリノベーションbluetoblog

京都 丹後に拠点を置く設計事務所「暮らしのリノベーションblueto」丹後の美しい自然の中で、リノベーション空き家活用を通じて、自分らしい暮らしの提案を行っています。

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